当院のコロナウイルス感染対策について

※この記事は2020年7月3日、8月18日、12月15日に更新しました。

当院のコロナウイルス感染対策についてご紹介いたします

【感染のリスクを避けた受診方法を選択ください】
①来院
明らかなコロナウイルス濃厚接触者、海外渡航歴などがある場合には来院前にご連絡ください。
それ以外の患者さんは通常通りの診察をいたします。
当院は当日でも診療予約をお取りいただけます
体調の悪い患者さんも少ない待ち時間で受診していただけるようにしております。
電話でご相談ください。
インターネットの予約サービス、受付サービスもご利用ください。
(受付サービスは予約ではありません。)

②電話再診
当院かかりつけの患者さんで病状に特に変化がない方は電話再診をご利用ください。
来院している患者さんのいない時間に院長より電話させていただきます。
普段お使いになっている調剤薬局が決まっている方はご連絡いただければ当院よりFAXを送り、薬局での待ち時間も最短にいたします。
なお、診察や検査が必要なときには来院いただくこともございます。

オンライン診療
オンライン診療を始めました。クレジットカードでの決済が可能です。病状の安定していない方、診察や検査が必要なときに来院していただけない方は対象外とさせていただきます。

【新型コロナウイルス対策として院内の感染対策を強化しています】
①来院者全員に手指消毒、マスク着用をお願いしています。
マスクのない方には当院よりお渡しします。マスクが無いことが受診を遠慮いただく基準にはなりません。(マスクは出来るだけご自身でご用意ください。)

②来院者どうしが接触する可能性を極力減らしています。
4月8日より株式会社メディヴァンス様のご厚意で空きテナントを貸与いただき臨時待合室を作りました。院内では2人のみお待ちいただけます。自動車内でお待ちいただくことも可能です。

③徹底した換気を行っています
院内は常時換気を行っています。レントゲン室については使用後に換気装置を使って空気を入れ替えます。

④紫外線照射装置を使用しています
紫外線照射装置を専用ロッカー内に設置しました。患者さん毎に白衣を紫外線照射しています。問診に使ったファイルやフェイスガードなども紫外線照射しています。

専用ロッカーに紫外線照射装置を設置 専用ロッカーに設置した紫外線照射装置

⑤診察室にパーティションを設置しています
直接患者さんと医師、看護師が接することがなくなるため感染のリスクを減らすことができます。それぞれの診察室は患者さん毎に消毒を行うため交互に使用します。

診察室1 オンライン診療もこちらで行います

診察室2

⑥受付にアクリル板を設置しています
対面になる受付にもアクリル板を設置しています。来院者と事務員との直接の接触を避けるようにしています。

診察室に光触媒除菌脱臭機を設置しました。
ウイルス不活性化を謳う市販電気製品では残念ながらウイルスの予防効果はありません。そこでUV-LEDを用い、ウイルス不活性化が期待出来る製品を導入しました。

⑧カード決済・交通系電子マネーでの決済を始めました。(2020年7月3日~)
金銭のやり取りによる感染予防のためにカード決済を開始しました。
スタッフの教育期間のため当面は自費診療に限らせていただきます。ご了承ください。(利用できるクレジットカード;VISA、JCB、MasterCard、AMEX、Diners Club、DISCOVER)

バリフロー(陰圧ブース)を導入しました。
発熱患者さんの隔離、検査などの際にはこちらを利用しています。

【患者さんへメッセージ】
当院はできる限りの感染対策を今後も進めてまいります。コロナウイルス感染症の流行に伴い夜間の救急受診などはますます困難となっています。体調不良などの際には日中にクリニックを受診していただき早めの対応をすることをお勧めいたします。当院は明らかな重症例を除き基本的にすべての患者さんを拝見いたしますのでご相談ください。

【当院で使用中の感染対策グッズのご紹介】
医療機関の関係者の皆様のご参考に情報提供いたします。さらに良い方法があれば情報提供をお願いいたします。

紫外線照射ロッカー
エディアロッカー BWUH-S89SAWN コクヨ/KOKUYO 両開き書庫 269545
紫外線照射装置
電源アダプタ:サンワサプライ日本専用マルチタイプ電源変換アダプタ TR-AD5W
スイッチ付き延長コード:ELPAスイッチ付延長コード5m W-S1050B(W)
突っ張り棒:(まったく同じものがないので一番近いものをリンクしました)

換気装置
フローバル両ラッパ型送風機 フレキシブルダクト PFW-300S
延長ダクト トラスコフレキシブルダクト RFD-320S

受付アクリル板

光触媒除菌脱臭機

【最後に】
当院の感染対策にあたって、マスク、防護服などをお送りくださった方々にこの場を借りて深謝いたします。ありがとうございました。

新型コロナウイルス感染症の発生と当院の診療姿勢について

※この記事は2020年7月17日に更新されました

【当院を受診された患者さんから新型コロナウイルス感染が確認されました】
3月下旬に当院を受診された患者さんがコロナウイルス感染者の濃厚接触者であることが判明し後日接触者の調査の過程でこの患者さんも新型コロナウイルスに感染していたことが判明しました。(患者さんが特定されるため日にちの公表は差し控えます。)ただし、当該患者さんの受診前後には待合室に患者さんがいらっしゃいませんでした。また、数日前に他の医療機関で抗生剤の処方を受けていたが発熱していた、との情報があり当初よりコロナウイルス感染者の可能性を考慮し院長のみで防護服(品切れで購入できないため90リットルのごみ袋を頭から被った)を着用して対応し、診療後はただちに院内の消毒を行いました。これらの対応について保健所より「患者さんも先生が防護衣を着ていたのではっきり覚えていました。」とのことで濃厚接触者なし、通常通り診療を続けてよい、とのコメントをいただいております。スタッフについては濃厚接触者はいないことからPCR検査の対象外とされました。
当初は当院を受診された患者さんに余計な不安を与えると考え公表は控えるつもりでしたが、ハレノテラス館長名で不確かな情報が各テナントに配布され同日中に地域に拡散してしまい当院のスタッフやご家族まで好奇の目にさらされるに至ったことから今回公表することにいたしました。

【今後も当院は地域医療における役割を果たします】
新型コロナウイルス感染症の流行では医療崩壊の危険が叫ばれています。そもそも総合病院は昨今の補助金削減などの影響で入院日数を減らし稼働率をあげることでどうにかやりくりしています。余剰のベッド、人員は最初から無いなかで今回のコロナウイルスの問題が発生しています。
地域の開業医はコロナウイルス感染症ではない通常の発熱や咳の患者さんを見極め治療をすること、コロナウイルス感染症が疑われる患者さんを適切な医療機関にご紹介することで病院の先生方をサポートし地域の住民に貢献することが求められます。昨今発熱や咳があるだけで診療を拒否される、という話も聞かれますがすべてを総合病院に丸投げしたら総合病院の先生方はますます疲弊し医療崩壊は必至です。当院では今後も開業医としての役割を果たします。
一方でクリニックに通院される普通の患者さん、スタッフを守ることも必要です。当院では80%が無症状あるいは未検査と言われるコロナウイルス感染症に対しては来院されるすべての患者さん、スタッフともにコロナウイルス感染者かもしれない、という考えで接しております。常時換気、来院者全員のマスク着用と手指消毒、待合室での患者さんどうしの接触予防のための予約制と電話呼び出し、電話再診、1日3回以上の院内清掃(発熱者がいた場合は診療直後)、ゴーグルや防護衣の着用をしており、休憩時間もスタッフは距離をおいています。今後は遠隔診療にも取り組んでいく方針です。

本日緊急事態宣言が発令されますが、昨日までのコロナウイルス感染者数は東京都で1033人です。無症状、未検査は80%なので実際には5倍の患者さんがいて、潜伏期14日としたら潜伏期の患者さんはさらに14倍いるかも知れません。つまり東京都の人口は1300万人ですから、200人に1人はコロナウイルス感染者かも知れないのです。この状況で発熱者のみを隔離しても決して安全ではありません。しっかり予防措置をして取り組む医療機関は何気なく立ち寄った店舗よりも安全に気を付けていることをご理解ください。

【最後に】
今回の当院の対応から通院に不安があり転院を希望される患者さんにつきましては診療情報提供書を作成いたしますのでおっしゃってください。当院のスタッフにも家族がおり感染のリスクを恐れるなかでも地域の皆さまのために仕事を続けてくれています。私個人へのご批判はいくらでもしてくださってかまいませんが当院のスタッフやご家族への非難はお控えいただくようよろしくお願いいたします。

2020年4月7日
ハレノテラスすこやか内科クリニック 院長 渡邉健

追記(2020年6月14日):先日私の抗体検査を実施しました。COVID-19 IgG抗体は陰性であり、感染の既往なし、と判断されました。
追記(2020年7月17日):当院スタッフ全員のCOVID-19 IgG抗体検査も実施し陰性でした。

脂質異常症

《脂質異常症とは》

脂質異常症は、以前は高脂血症と呼ばれていました。

脂質(大雑把に言うと‘脂(あぶら)’)が多すぎたり少なすぎたりする病気で、よく知られているものとして

・高LDLコレステロール血症(悪玉コレステロールが高い)

・高TG血症(中性脂肪が高い)

・低HDLコレステロール血症(善玉コレステロールが低い) があります。

 

この病気の原因として、よく言われている過食・過度の飲酒・運動不足・喫煙などの生活習慣の乱れ以外に、加齢や遺伝性のもの、他の病気からくるもの等があります。

特に女性は、年齢が上がると女性ホルモンの関係で、やせていても脂質異常症になることが多いです。

 

《コレステロールや中性脂肪が高いと 何が問題なのですか?》

この病気は無症状のことが多く、医師から「生活を見直しましょう。お薬を飲みましょう。」と言われても、調子が悪いわけではないのでぴんとこない方もいらっしゃるかもしれません。そこで、脂質異常を治療しないで放置すると、どんなことが起こり得るか見てみましょう。

 

脂質異常の状態が続くと…

脂(あぶら)は血液にのって全身をめぐるので、全身の血管や臓器に悪影響を及ぼします。

1.動脈硬化 を引き起こします(血管が狭く、硬くなる)

→ 狭心症、心筋梗塞、脳梗塞 などが起こりえます。

2.まぶたや腱に黄色い脂肪のかたまりが出る、胆石、糖尿病、すい臓の

炎症 などが起こることもあります。

 

この様に全身に影響が出てから脂質異常症の治療を始めても、狭く硬くなった血管が治ることはなく、特に心臓や脳の病気が起こってしまうと重大な後遺症が残ることもあるのです。脂質異常症の治療はただ数字を下げることが目標ではありません。こうした脂質異常による怖い合併症を防ぐためにも、症状がなくても医師と一緒に治療に取り組んでいきましょう。

 

《治療について》

脂質異常症は、数ヶ月で治しておしまい…ではなく、合併症を起こさない為にも年単位でよい状態を保っていくことが大切です。初めから生活習慣の改善をがんばり過ぎると疲れてしまうこともあるので、無理のない範囲で出来ることから始めていきましょう。例えば…運動は週に数日でもかまいません。ひかえた方がよいとされる食べ物も、全く食べてはいけないわけではないので、時々は食べてもかまいません。

お薬をうっかり飲み忘れてしまっても、そういう時もあるでしょう。タバコも自分だけでやめるのが難しければ、医師に相談してください。コツは、「多少細くても長く続けること」です。病院の次の受診までにうまく出来ないことがあっても、嫌にならずにコツコツ通院を続け、出来ることをやっていきましょう。医師や看護師が相談にのりますので、あなたの今後の生活をよくしていくために、一緒に取り組んでいきましょう。

脂質異常のタイプにもよりますが、基本的にまずは食事・運動による数値の改善が最初の治療になります。それでも改善しない場合に、お薬による治療になります。原因が他の病気にある場合は、そちらの治療も行います。脂質の数値をどこまで改善させるかは、年齢や血圧、その他の病気の有無などによって異なるので、医師にご確認下さい。

 

1.食事

・ 動物性脂肪・コレステロールの摂取を減らす。

お肉の脂身、鶏肉の皮、バター、マーガリン、洋菓子、スナック菓子、揚げ

菓子、レバー・臓物、たらこ・いくら等の魚卵 などを減らす

・ 積極的に食べた方がいいもの(魚、食物繊維が多いもの)

魚、大豆、野菜、きのこ、こんにゃく、海藻、玄米、麦ごはん、雑穀 など

を多めにとりましょう。乳製品、果物、卵は適量を。

・ 塩分は1日6g未満(一度、自宅のはかりで6gをはかってみましょう)

減塩する為の工夫として、香辛料やハーブ、減塩味噌・醤油・ポン酢、

レモンなどを使ってみましょう(スーパーでも減塩調味料を売っています)

2.運動

体重が多い方は適正体重になるよう、速歩やマラソン、水泳、

サイクリングのような有酸素運動も取り入れましょう。

BMI 25以上「肥満」の方:3-6か月で、現在の体重から3 %以上の減量

BMI 35以上「高度肥満」の方:現在の体重から5-10 %の減量

を目指しましょう。

3.飲酒量は減らして、たばこは禁煙しましょう。

4.処方されたお薬は、毎日決まった時刻に飲みましょう。

 

* 脂質異常症以外に糖尿病や心臓病、腎臓病のある方は、食事や運動に制限があることもあるので、医師にご確認ください。

高血圧

《高血圧とは》
正常な血圧は、収縮期血圧120~129/拡張期血圧80~84mmHgとされています。
診察室での血圧が140/90 mmHg以上を「高血圧」とい。

《血圧が高いと何が問題なのですか?》
血圧が高くても症状は特にありません。
しかし、高い状態が長く続くと血管がもろくなり詰まったり破れたりして、全身の臓器に影響が出ます。
心臓や腎臓がわるくなったり、脳梗塞・脳出血を起こしたり、眼の血管に影響が出ると目がわるくなることもあります。
全身の臓器に影響が出てから血圧をあわてて下げても、もろくなった血管や、機能の落ちた臓器が良くならないこともあるのです。
こうした高血圧による怖い合併症を防ぐためにも、普段からご自身で血圧を管理していくことが大切です。

《ご自宅で血圧測定をする意味は?》
病院に来て血圧をはかると緊張して、血圧が普段よりもとても上がってしまう方もいます(白衣高血圧)。
逆に、診察室では問題なくても、自宅や他の場所で測ると血圧が高くなる方もいます(仮面高血圧)。
そうなると、血圧の正確な評価・治療ができなくなってしまいます。
このため、ご自分の正確な血圧を把握するために、自宅での血圧測定が重要です

《自宅での血圧のはかり方》
・ 朝起きて、お手洗いに行ってから、座って1-2分安静にした後に血圧をはかりましょう。
・ 血圧計のカフ(腕に巻く部分)が心臓の高さに来るように、血圧計を置く高さを工夫してみましょう。
* 出来れば毎日記録することが望ましいですが、難しい場合は週に数日でもいいので長く続けて、自分の血圧を把握することを習慣にしましょう。

家庭血圧では 135/85 mmHg以上が「高血圧」です。

*一過性に血圧が高いことは心配いりません
毎日血圧をはかっていると、突然血圧が跳ね上がる日もあります。
しかし、それが何日も続くのでなければ、心配しないでください。
血圧は、疲れているときや寝不足のとき、心配事があるときなど少しの事でも上がりやすいです。
血圧が高いときはその前にがんばり過ぎたり体調が悪かったことの結果であることが多いです。
一度目の血圧が高くて心配になって何度もはかると、どんどん数字が上がっていくこともありますが、いったん深呼吸して落ち着きましょう。
様子をみて、血圧が高い状態が続く場合やいつもと違う症状がある場合は、医師にご相談ください。

《治療について》
高血圧は、数ヶ月で血圧を下げておしまい…ではなく、合併症を起こさないためにも年単位でよい状態を保っていくことが大切です。
初めから生活習慣の改善をがんばり過ぎると疲れてしまうこともあるので、無理のない範囲で出来ることから始めていきましょう
例えば運動は週に数日でもかまいません。ひかえた方がよいとされる食べ物も、全く食べてはいけないわけではないので、時々は食べてもかまいません。
お薬をうっかり飲み忘れてしまっても、そういう時もあるでしょう。
タバコも自分だけでやめるのが難しければ、医師に相談してください。
コツは、「多少細くても長く続けること」です。
病院の次の受診までにうまく出来ないことがあっても、嫌にならずにコツコツ通院を続け、出来ることをやっていきましょう。
医師や看護師が相談にのりますので、あなたの今後の生活をよくしていく為に、一緒に取り組んでいきましょう。 

1.食事:まずは、食事が基本です
・ 塩分は1日6g未満(一度、自宅のはかりで6gをはかってみましょう)
減塩するための工夫として、香辛料やハーブ、減塩味噌・醤油・ポン酢、レモンなどを使ってみましょう(スーパーでも減塩調味料を売っています)
・ 野菜を多めにとり、お肉の脂身は避けて、魚を積極的にとりましょう。
・ 当院では採血と検尿により推定一日食塩摂取量をお示ししています。ご自身がどのくらい塩分をとっているか、を確認し、食事療法に活かしてください。

2.運動
体重が多い方は適正体重になるよう、速歩やマラソン、水泳、サイクリングのような有酸素運動も取り入れましょう。

3.飲酒量は減らして、たばこは禁煙しましょう。

4.処方されたお薬は、毎日決まった時刻に飲みましょう。
一日の内の血圧変動を減らすことが、血管への負担を減らします。

* 高血圧以外に糖尿病や心臓病、腎臓病のある方は、食事や運動に制限があることもあるので、医師にご確認ください。

 

内科学会セルフトレーニング問題

毎年恒例の内科学会のセルフトレーニング問題を今年も受験しました。内科領域の専門以外の最新治療について学ぶことができる重要な機会です。毎年難易度が高く苦しめられますが今年も数問間違えてしまいました。改めて勉強しなおし明日からの診療に活かしたいと思います。

地域医療を考える会

10月30日に地域の先生方に参加いただき、「地域医療を考える会~血液内科~」を開催いたしました。

現在、高齢化は三大都市圏で急速に進行しています。さいたま市の高齢化は緩やかですが、埼玉県全体では年2.3%と全国最速で高齢化が進行しています。現在は患者の受け入れ先となっている東京都も同じく高齢化が進行しており、埼玉県に医療難民が発生する恐れがあります。

これまでは勤務医の先生方が労働時間を超過することで、医療環境が維持されていましたが、2024年に勤務医の残業時間の上限が決められ、約4割の医師は業務の削減を求められることになりました。2019年7月1日には「医師、看護師等の宿日直許可基準について」および「医師の自己研鑽に係る労働時間に関する考え方について」を厚生労働省が発表し、睡眠のとれない当直、労働と兼務あるいは上司からの指示に基づく自己研鑽は労働時間に含まれることが明示されたことから実質的な労働時間の短縮は必須になっています。

以上の経緯に加え、埼玉県は人口10万人あたりの血液内科専門医数が1.73人(全国平均3.24人)と血液内科医が不足しています(埼玉県の血液内科)。また、血液内科では血液疾患の罹患率の増加、治療法の進歩による治療適応の拡大、予後の改善により外来で診察が必要な患者さんはますます増加しています。

これに対して当院ではかかりつけ医の先生方と情報交換することで血液疾患を地元で拝見できる環境づくりを行おうと考えております。当院で拝見したうえで本当に必要な患者さんのみ大学病院や基幹病院にご紹介することで患者さん、勤務医の負担を軽減してまいります。また、大学病院、基幹病院で治療を終えた患者さんの経過観察を積極的に行うことで医療資源の適切な分配に貢献できるように提案しております。今回の会では多くの先生方に賛同頂き、水平方向での地域連携を進める大変有意義な会となりました。

JMECCに参加しました

10月26日に内科救急の研修であるJMECCにインストラクターとして参加してきました。急変時、最初の10分の救急処置であるICLSに加えて、重症感のある患者さんへの初期対応を学ぶ講習であり、主に内科を志す研修医の先生方12人が参加されました。私はインストラクターとして指導にあたり、若い先生方の積極的な取り組みに大変刺激を受けるとともに自身のスキルを振り返る機会となりました。

患者さんを急変させない、さらに急変したときには適切な処置を行えるよう今後も定期的に参加していきたいと思いました。

参考:

https://www.facebook.com/ikashika.cpe/   (院長:最後列右から4番目)

ザ・鹿肉バーガー

東大宮駅で毎日気になっていたベッカーズの鹿肉バーガーを食べてみました。柔らかく余計な油も少なくおいしかったです。鹿肉は鉄分も豊富で貧血の方にも良いようです。

そこで終わればよいのですが、つい悪い癖が出ていろいろ調べてしまいました。現在日本の山間部では猪、鹿などが増加し、田畑を荒らすなどの被害が出ています。有害動物として駆除していますが、実際に食べられているものは10%もないそうです。(駆除といってもライフルで打つケースはずいぶんと減って罠をしかけることが増えているようです。)

 

 

しかし、野生動物を食肉として流通させることは流通、安全などの面でずいぶんとハードルが高く立ち遅れていました。なぜなら野生動物ですのでE型肝炎、下痢原性大腸菌などの感染の可能性があり、適切な処理をしなくてはならない一方で捕獲する方が精肉処理、流通までを担当するためなかなか食卓に上らなかったようです。平成30年5月18日に農林水産省は、国産ジビエ認証制度を立ち上げており、今後はジビエの流通の後押しをしてくださることと思います。

いずれ、鉄欠乏性貧血の患者さんに「鹿を食べてください」という時代が来るかもしれません。ただし、感染症についても一緒に増えてしまっては大変です。くれぐれも生食しないようご注意を。

参考

https://www.jefb.co.jp/beckers/topics/archives/64

http://www.maff.go.jp/j/nousin/gibier/ninsyou.html

防災訓練

今日は7時50分からハレノテラスの防災訓練でした。避難訓練と初期消火の方法について実際に訓練を行いました。当院からは3人が参加しました。災害はいつ起きるとも限らないため日ごろの訓練が重要と思いました。

なお、当院ではAED、バックバルブマスクなど初期救命器具を完備し、院長はJMECCインストラクターとして初期救命の指導に当たっています。ハレノテラス内やご近所での初期救命については当院も積極的に活動していきたいと考えています。

ブログを開設しました。

ハレノテラスすこやか内科クリニック院長の渡邉です。

このたび当院のブログを開設いたしました。

医療、健康についての話題のほかハレノテラスで行われるイベントなどについて更新していたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。