インフルエンザの発生状況について
当院におけるインフルエンザ罹患数の推移です。(現時点ではA型のみです。)
当院の周囲では12月初旬に認めた流行は一時終息傾向のようです。
今年の患者さんの印象としては通常どおりの38℃以上の発熱、悪寒などで来院される方と翌日には36℃台に解熱する比較的軽症の方の2パターンがあります。翌日解熱した場合もインフルエンザを考慮して対応することが必要です。
また、この発症パターンからはA(H1N1)pdm09とA(H3N2)の両方が流行しているものと考えられることから同じ人がAに2回かかる可能性も十分に考えられ、一度かかった患者さんも注意が必要です。
例年ですと12月後半からが本格的な流行の時期となります。感染予防と体力の維持に努め、体調不良の際には早めの受診をお願いします。